2008年10月18日土曜日

ダモイ遥かに

「ダモイ遥かに」 辺見じゅん著 メディアパル刊
 もう1月前になるが、平成20年9月7日(日)引揚最終船入港50年・引揚記念館開館20周年記念事業「子どもたちからのメッセージ・記念講演」の折りに購入した本、約1ヶ月たって読み終える。2日間で一気に?読み終える。「ダモイ」とは、帰国のこと。山本幡男さんは、過酷な捕虜生活の中でも希望を捨てず、いつも仲間を励まし続けた。その山本さんの遺書を家族のもとに届けるために命がけの行動をおこなう。遺書そのものでは取り上げられるので、みんなで分担して「暗記」するわけですが、そこが一番好きな場面である。それでも「生きろ」という言葉が大変印象的でした。
 当日は都合により講演会が中止になってしまい、大変残念でした。
 素朴な質問。クロの墓は本当に舞鶴にあるのでしょうか。

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