2008年10月7日火曜日

「気をつけ、礼」PART2

「ドロップは神様の涙」「マティスのビンタ」を読む。
 重松さんって、小学校高学年から中高生の気持ちを書くの本当にうまいなあ。
 保健室登校の児童をめぐる養護教諭と担任とのやりとりや保健室登校の児童の様子など、現場で見てきたようなリアリティーがある。例えば、「今日の学級会でみんなにお詫びの手紙を書いてもらったの」担任が手紙を見せる。そのとき、すうっとうしろに引っぱられていくような感じになり、「なんでそんなことするんですか」と心の中でさけぶ。本当そうなんだよね。こんな風に、本当に気持ちがわからないことが多いのです。
そして、「マティスのビンタ」。中学生のころ、すこし世の中のことが見えるようになり、生意気になり、大人を批判的にみることってありました。今思うと、「ごめんなさい」を言わなければならないことがたくさん?あるなあと思い出させられました。


 

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