2009年3月9日月曜日

歴史街道4月号

【今日の本】雑誌?
「歴史街道」4月号 PHP刊
特集は「二兵衛」、つまり秀吉の軍師である「竹中半兵衛」と「黒田官兵衛」。
黒田官兵衛というと、腹黒いイメージも若干あったが、この特集を読むとそうではないのかなあと思うようになる。いずれにしても、一番興味があったのは「受け継がれた『二兵衛』の絆」という記事。2人の息子の関わり。嫡男を助けてもらった官兵衛の竹中家への思いは長政に引き継がれる。そう言えば、よく見る長政の兜は竹中半兵衛のものであった。半兵衛の息子「重門」は関ヶ原の戦いで最終的には東軍につく。これも「長政」の誘いがあったから。また、この「重門」の働きで、「島左近」を打つことができたことや「小西行長」を捕らえることができたりと、なかなか興味深い。こういう裏話的な内容がとても好きだ。その後も両家は堅い絆で結びついていたらしい。

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