2010年8月19日木曜日

子ども・ことば・授業 第19号

「子ども・ことば・授業 第19号」 東海国語教育を学ぶ会:編 刊
 8月9日〜10日、東海国語教育を学ぶ会の「第12回授業づくり・学校づくりセミナー」に参加してきました。大変たくさんの参加者でびっくりしました。著名な講師の話が聞け、授業をビデオで紹介してもらえるということもあり、ビデオ持参の人が目立つことと、席が前の方から埋まっていくという積極的な参加者が目立つ会でした。今回の目的は、石井順治さんの話を伺うことでした。出版されている本はほとんど読ませていただかせており、どんな方なのか、一度お目にかかりたいと思っていました。先生は、聴くということを教育の基本に考えて実践されておられる。そのことは、その後の対談や研究会での助言等に現れていました。すばらしい実践家です。
 この冊子は、紀要のようなもので、内容は、①実践報告2本(「ひとつの花」、「川とノリオ」)、②論文「学ぶこと・考えること」、③会員の綴る「例会と私」の3部構成となっており、特に石井先生の実践を読ませていただきました。
 この論文を読む以前に、以下のような課題について思いをめぐらせていました。
①低学年における「学び合う学び」をどう考えるか。
②「学び合い」を何かレベルの高い話し合いのようにとらえていないか。
③どんなときに、グループでの話し合いを取り入れると有効なのか。
  そんな日ごろの疑問にスパッと答えてくれる内容でした。

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