2017年6月29日木曜日

漫画「塩狩峠」

【今日の本】漫画「塩狩峠」原作:三浦綾子 作画:のだますみ 監修:三浦光世

 三浦綾子さんの代表作「塩狩峠」、暴走する列車を命がけで止めた実話をもとにした名作の漫画である。正直に言うと、三浦綾子さんの名前は知っていましたが、作品を読んだことはありませんでした。漫画ということもあり、すぐに読めると思って購入しました。そして、今、原作(文庫本)を読んでいます。原作を読んでみると、この漫画が原作に忠実であることがよくわかります。戦前、教師であった三浦さんは、戦後辞職され、作家をめざされます。結核にかかり十数年間の闘病の末、当初、反発をしていたはずのクリスチャンになられます。信仰がベースにあるわけですが、派手でなく、素朴、地道な生き方に共感を覚えます。YouTubeにドキュメンタリーがアップされていたので、さきほど観ました。この漫画の監修であるご主人との2人3脚での作家活動、「光あるうちに」という題がピッタリな感じがしました。夫婦は、そして人生は、こうありたいと思います。人生を全うする生き方にも。あと
数冊文庫本を購入して読みたいと思います。

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