2020年9月21日月曜日

王地山まけきらい神社

  21日・22日の両日、丹波篠山市に行ってきました。主たる目的は22日のコンサートだったのですが、ついでなので、一泊二日の旅行にしました。ということで、1日目は移動日。ゆっくりと下道をつかって篠山へ向かいました。少し時間があったので、「王地山まけきらい稲荷」に行ってきました。正式名は、「王地山平左衛門稲荷神社」というのでしょうか。別名が「まけきらい稲荷」だそうです。これには、次のような話が語り継がれているそうです。




 篠山藩主 青山忠裕公が老中であった約170年前の文政年間の頃、毎年、春と夏に、江戸両国の回向院広場で、将軍上覧の大相撲が催されていたそうですが、篠山藩の力士たちはいつも負けてばかりだったそうです。ところが、ある年の春場所のこと、篠山から来たという「王地山平左衛門」ら8名の力士と行司1名、頭取1名の 一行10名が現れ、土俵に上がると連戦連勝だったそうです。負けきらいのお殿様は大変喜んで、その力士たちにに褒美をやろうとされたが、どこにも見あたりません。後で調べてみると、なんと全員が領内のお稲荷さんの名前だったそうです。そこで、それぞれに、幟や絵馬などを奉納して感謝したといいます。


 稲荷神社ということから、伏見稲荷のように赤い鳥居がたくさんあり、有名です。





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