2020年11月12日木曜日

国吉城

 遅くなりましたが、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第31話に国吉城が登場しました。なにはともあれ、おめでとうございます。第31話は「金ヶ崎退き口」の場面ですので、その関係で国吉城も出るといいなあと思っていたのですが、信長軍が軍議をひらいた場所として登場しました。これで、訪れる人が増えることと思います。落ちない城として有名で、受験生に人気でしたが、一層有名になるでしょう。個人的には、資料館には何度も行ったことはありますが、城跡に登ったことがないので、近いうちに登りたいと思います。さらに、はじめの部分をしっかり聴くことができなかったのですが、若狭国衆が出迎えたシーンがありましたが、逸見氏の名前が出ていなかったように思うのですが、信長の当初の目的が武藤氏討伐ということで、武藤氏は名前が出ていたの、少し残念です。再放送で確認したいです。

 「金ヶ崎退き口」というと、従来のドラマ等では、秀吉が志願して単独で任に当たった、または、秀吉の窮地を見かねて光秀も加わったという話が多かったのですが、今回は少しちがいました。秀吉の大手柄として語られることが多かったわけですが、事実は違うのだと思われます。実際には、池田勝正や明智光秀などが参戦し、秀吉も加わった。秀吉が最後尾にいたのは、織田家の中の序列のためです。

 でも、細かいことはよくわからないのが事実です。たとえば、ドラマでは、光秀に浅井謀反の情報が入っていましたが、本当なのでしょうか。光秀主役のドラマなのでそうなったのでしょうか。また、信長の窮地と言われますが、織田軍は、真っ直ぐに京都まで引き返したのでしょうか?軍議を行ったのが国吉城なら、まずそこに引き返すのが本当ではないのか。若狭の国衆がいるのですから、土地勘はあったはずです。そもそも、浅井軍はその時点でどこまで迫っていたのか?朝倉軍はどの程度追撃してきたのか?難攻不落の国吉城ですから、そこまで退けば、軍を立て直して、京をめざすことができたのではないか?「3万の兵は無傷で」と語っていますし?これらは、不勉強でよくわかりません。

 いずれにしても、この若狭の地域が歴史の表舞台に出て、注目されている時期なので、なんとなくうれしいものです。もうしばらく続くといいですが。この後は、京都北部ですね。 

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