2021年10月9日土曜日

10代の君に伝えたい

【今日の1冊】「10代の君に伝えたい 学校で悩むぼくが見つけた未来を切りひらく方法」 山﨑聡一郎:著 朝日新聞社:刊



 図書館で借りて読んでみました。イジメや不登校で悩む子供たちへの読んでほしい1冊です。きっと気持ちが楽になるというか、すっきりすると思われます。例えば、「空気なんて読まなくていい」というところ。

 「空気を読もうというのは、その場の状況や雰囲気に照らし合わせて適切だと思われる言動を自分で判断しましょうと言うこと」「空気を読む」とは「言われなくてもさっしろ」と言う探り合いの世界。一方「意図を読む」は、相手が発した言葉やその文脈がベースにあります。人間関係で大切なのは、その言葉を通して、相手が伝えようとしている「意図」を汲み取ることだと考えています。

 ほかにも、「学校では、基本的に集団行動が求められます。仲良くする力良い、生きていく上で必要なのは、誰とでも共同作業ができる力」ですというところが、印象に残りました。

 自分自身も反省させられます。どうしても、集団生活では集団に同調することを求めてしまいます。強制しなくても、心の中ではそれを求めているような気がします。気にしなくていいよと、言い切れない自分がいます。知らず知らずのうちに、子供たちを追い詰めているのだなあと反省させられます。

 ちなみに、「こども六法」も買いました。

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