2024年8月28日水曜日

フォークシンガー

 8月17日、フォークシンガー 高石ともやさんが亡くなられました。82歳だったそうです。大学生の時の友だちが大好きで、その影響もあり、大好きなシンガーでした。「107 SONG BOOK」が出たのもその頃じゃなかったかなあと思います。

 「私の子供達へ」「街」「孤独のマラソンランナー」「陽気に行こう」「わが大地のうた」「私に人生と言えるものがあるなら」「わが大地のうた」「近江の子守歌」「想い出の赤いヤッケ」など、好きな歌がたくさんあります。とくに、「街」、「私の子供達へ」、「わが大地のうた」をよく歌ったかなあ。今でも、大好きです。


 高石さん自身の作品もありますが、多くは競作だったり、他の人の歌だったりしたので、高石さんの歌きっかけで知った人も多いかなあ。例えば、笠木透さんは、高石さんをきっかけで知ったフォークシンガーです。「私の子供達へ」、「わが大地のうた」などは笠木さんの作品で、ご自身も歌っておられます。ほとんどメディアには登場しない方でしたが、個人的には高石さん以上に好きな方です。その笠木さんも10年前の2014年12月になくなってしまいました。77歳でした。

 いかにもというか、いわゆるというか、そのように言われるフォークソングを歌う人が、だんだんいなくなることはさびしい限りです。「107 SONG BOOK」や「笠木透作品集」などが残っているのでいつでも歌を聴くことはできますが、発言などをきくことができなくなることは残念です。今も、この原稿を書きながら、久しぶりに「107 SONG BOOK Vol.01 陽気に行こう。オリジナル・カーター・ファミリーをお手本に編」をきいています。ウォークマンにも入れました。

 ちなみに、高石さんとは関係ありませんが、8月27日は宮澤賢治さんの誕生日でした。賢治さんは37歳でこの世をさりました。8月ということで、ふと思い出しました。でも、もしかしたら「私の子供達へ」や「わが大地のうた」などは賢治さんも好きになってくれたかも知れませんね。

 

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