2014年5月17日土曜日

うちは精肉店

【今日の本】「うちの精肉店」本橋成一:著 農文協:刊

 小さな屠場が閉鎖される。この時代、こんな小さな屠場が生き残るのはむずかしいのでしょうね。近代的な屠場を見学したことはありますが、いまでもこんなやりかたの屠場が残っているのですね。ハンマーで牛の眉間を叩く方法は失敗もあるのでしょうね。下校途中の子どもたちが見学している場面があるのですが、こういう場面が身近で見られることは貴重です。こういう屠場がなくなるとこんな貴重な学習の場がなくなるということなんですね。獣魂碑があることも印象的でした。あと知らなかったのですが、太鼓の革は雌牛と思っていたのですが、牡牛と書いてありました。いろいるあるのかなあ。最後に、お父さんと息子が一生にうつっている写真は印象的です。いい本です。

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