2014年5月5日月曜日

【鳥塚・石碑・傘穴】
 5月3日(土)4連休の初日。学校に行き、モンシロチョウの卵を確認した後、総合的な学習の時間に行う「ふるさと学習」の下調べのため、山中区を中心に散策。
 1つ目は「山中の鳥塚」。言い伝えでは、この石の下に1羽の黄金の鳥が埋められているらしく、この石のまわりを息を止めて7回回ると鳥の声が聞こえるらしい。また、7日間お参りすると願いが叶うとも言われています。山中の峠の道の脇にある、畳1畳ほどの石ということらしいがなかなか見つからない。たまたま農作業していたおじいさんに尋ねると教えていただけた。その石の写真が右のものである。
実際には、近所の方の敷地なので、7回回ることはやめたが、畑の脇の見やすい場所に合った。黄金の鳥は、日本の地を固めた3羽の鳥のうちに1羽らしくあとの2羽は、滋賀県と東北地方にあるらしい。
 2つ目は、「山中の石碑」。この石は、若狭の海で舟が難破すると倒れたそうである。今は、右の写真のとおり、西林寺んお境内におさめられている。いわゆる「板碑」なので、倒れやすかったのでしょうか。日枝神社のところにも1つあります。むかし、このあたりは処刑場だったので、死んだ罪人を供養するための板碑なのでしょうか。日枝神社のものよりは、大きくて立派です。
 3つ目は「大師さんの傘穴」。ふかし、長旅で歩き疲れた弘法大師がここで休んだそうで、石の横に穴があり、そこに傘を差し込まれたそうである。日枝神社の下の方にあるということであるが、これは探してもわからなかった。内藤さんにも訪ねたのですが、知らないということ。そのかわり、宮尾の上井さんを紹介してもらった。
 こうやって、授業で扱えそうなものを絞り込んでいくことが必要である。その際、調べて終わりというだけではなく、なにか発展性のあるものが必要である。たとえば、弘法大師はあちこちに言い伝えがあるので、他の地区でも探してみるのも面白い。これ以外に、「日引の仏礁」なども、話の中に「三荘太夫」や「正楽寺の観音像」がでてくるので、学習を発展させやすい。

【合戦】
 5月4日(日)には、福井市立郷土歴史博物館に春季特別展「合戦〜生き残れ!未来のために〜」を見に行ってきた。姉川合戦、長篠合戦。賤ヶ岳合戦。小牧長久手合戦、関ヶ原合戦、大坂の陣の合戦図屏風を中心にした展示である。そのなかで、本県ゆかりの武将にスポットをあてた展示であった。また、合戦にまつわる武器などの展示もあり、真柄十左右衛門直隆の大太刀は迫力がありました。あんなものを本当にふりまわしていたのかと思うとただ凄いとしかいいようがありません。屏風ですから、勝った方の見方が強いのでしょうが、これだけ一堂に見ることができると感動ものです。右は、博物館の玄関横にある松平春嶽の銅像です。

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