2021年5月15日土曜日

高島市の石造物、中江藤樹、継体天皇

 15日(土)、高島市の石造物を巡る講座に参加しました。高島市歴史民俗資料館から出発して、市内の石造物を散策しました。昔そのままの場所に立っているものもあれば、道路拡張工事等の理由で場所を移されたものもありましたが、やはり昔ながらの場所にあってほしいと思います。移した場合は、もとの位置を明記したり、写真等をつけるといいと思います。






 最後に「藤樹書院」「良知館」を訪ねました。近江国出身の江戸時代初期の陽明学者 中江藤樹氏の記念館です。近江聖人と称えられました。いつも滋賀県に行く時、道の駅で休む度に一度訪ねたいと思っていたところでした。藤樹神社や陽明館などもあるので、もう一度、ゆっくりと訪ねたいと思います。「五事を正す」とかかれた扇子を購入しました。





木で囲まれているのは、橋の塗り替え工事中だそうです。塗料が車に付かないように、完全に板で囲って塗装工事を行っているようです。異様な光景です。


 なお、ここ高島市は、第26代継体天皇が生まれたところとして有名です。近江高島で生まれ、越前国高向で育ち、河内国樟葉宮で即位したと伝えられています。「安産もたれ石」などたくさんの遺跡があるので、あわせてじっくりと見学したいと思います。

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