2020年5月28日木曜日

「このほん よんでくれ」、私はネコが嫌いだ。」

【今日の本】

久しぶりに絵本を購入しました。教育書を処分している一方で、絵本だけは捨てられずに、飽きもせずに購入してしまっています。
 
「このほん よんでくれ」ベネディクト カルボネリ:著 ほむらひろし:訳

 ある日、お父さんが落とした絵本を拾ったオオカミは、話の続きが知りたいのですが、オオカミは字が読めません。そんな願いを叶えてくれたのは、ウサギでした。でも、「オオカミが、自分で本を読めるようになったら、ぼくはいらなくなって、食べられちゃうのではないか」とウサギは不安になります。オオカミが悪者にならない、あったかい話なので、低学年までくらいに読み聞かせるといいかなあ。




「私はネコが嫌いだ。」よこただいすけ:作・絵

 口下手で、ぶっきらぼうだけど、実は優しいおとうさん。ネコは嫌いと言っているけれど、本心は違うことをネコは、よくわかっています。そんな、大切なネコも日に日に年老いていき、やがて最後の時を迎えます。最期のページの絵を見ると、お父さんの悲しい気持ちが伝わります。挿絵が力強くて印象的です。




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