2020年5月8日金曜日

ANKER

【今日の本】
「ANKER 爆発的成長を続ける新時代のメーカー」松村太郎:著 マイナビ出版:刊

 「ANKER」というメーカーは、最近とても気になるメーカーでした。例えば、毎日のように活用しているUSBポートが6つある充電器が「ANKER」製であります。さらに、昨年購入したモバイルスピーカー「SOUNDCORE2」も「ANKER」製です。BOSE製のスピーカーがうまくつながらずに困っていたときにアマゾンで見つけたものです。確か5,000円程度だったと思いますが、その割には音も悪くなく、すぐにつながるので、ほとんどこればかり使っています。バッテリーの持ちもいいです。というわけで、はじめにも書いたように大変気になっていた会社の本が出たというので、即購入し、読んでみました。この会社が急成長しているわけが詰まっていました。気になってところを紹介します。


「純正で安心できる100ドルの交換バッテリーか、ノーブランドで信頼性の低い20ドルの交換バッテリーか?」という二者択一の選択肢しなかいところに、40ドルほどの価格でブランド力があり、純正と同じ高品質で信頼性のある製品を販売すれば、消費者はこれを選択するのではないか。」
 この40ドルで高品質な製品作りこそが「ANKER」のものづくりの基本である。最高の部材や素材を用いて、優れたデザインをもつ製品を作り続けること、マーケットのニーズに適切に応えることを重視しています。 
 そして、もう一つの「ANKER」の成功の秘訣は、「販売チャンネルをアマゾンに一本化したこと」そして、「アマゾンで顧客の評価1位をめざしたこと」にあります。
 さらに、「ファブレスモデル」や「直営チャンネルをもつこと」など、アップルに代表される成功している事業モデルを採用したことがあげられる。
 「ANKER」は、カスタマーズサポートは、クレーム処理ではなく、改善に取り組むチャンスだという。成長する企業の秘訣をみたように思います。
 次は、モバイルバッテリーを購入しようかなあ。

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