2020年5月29日金曜日

掛け軸調べ2

【掛け軸調べ2】
 正確には、額調べです。仏間に飾ってある額について調べてみました。青という字と峨(峨)という文字を手がかりに調べていくと、「関 精拙(せき せいせつ)」というお坊さんであることがわかりました(多分)。
 氏は、1877(明治10)年〜1945(昭和20)年、明治から昭和にかけての臨済宗の禅僧でした。室号は青峨室。別に青峨とあったので間違えはないかと思います。臨済宗天龍寺派第七代管長だった人です。正法寺の楽々北隠和尚について修学。北隠和尚は曹源寺の儀山善来のもとで修行した方で、妙心寺の越渓守謙や相国寺の荻野独園らと同参であったそうです。儀山氏はおおい町(大島)出身、越渓氏は高浜町出身、荻野独園氏は、先日の掛け軸調べで紹介した方です。いろいろつながってくるものですね。







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