2011年7月8日金曜日

一つの花 3場面

 今日の2時間は昨日と一転して、大変自信に満ちあふれた?授業となりました。高い高いのあたりのふりかえりなど、語る語る。曖昧だと子どもがぶれるというようなことを書いた気もしますが。しかしあまりに自信にあふれているため、若干間違いもあったようです。例えば、ミシン。これは足で踏むタイプのものです。内職の話。戦後10年、母と子が親戚もない中、トントンぶきの家に住んで、2人で食べて行くに当たっては、相当な苦労があったことと思います。平和になり、やっとなんとか2人が食べていけるだけの仕事にありついた。それが縫い物の仕事。決して裕福ではありませんが、そこまでたどり着いたと言うことなのでしょう。今から見れば、内職程度の収入の仕事と思うのにも無理もありませんが。逆にその程度の仕事でくいつないでいるのでしょう。

【3場面には一つだけという言葉がない】
 これはいい指摘であったと思います。「どうして一つだけがないのか。」と問うことは、明るく平和なイメージを印象づけたと思います。

【まとめ読み】
 そこで明日のまとめ読みです。指導案はあると思うので、こんなことに触れてもいいかなあと思うことを何点か書きます。
 ①「もしお父さんが今のゆみ子を見たら、どう思うだろうか?」と問うてみる。
 ②「一つの花が何を象徴しているか?」を考えさせるために、この作品に他の題名をつけて  みて、比べてみる。
   例:「コスモスの花」でもこれは誤解というか混乱しそう。「お父さんの出兵」、「ゆ     み子とお母さん」、「ゆみ子とおにぎり」、「10年後のゆみ子」、「ひとつだけ     ちょうだい」など。どれもよくない、混乱しそう。邪道ですが、あの子たちに漠然     と考えさせてもむずかしいので、こんな方法のありなのではないかなあ。

【親子読書】
 今日は金曜日、是非親子読書の宿題を出してください。できれば、2組も。
 ①家庭で保護者に音読して聞かせる。
 ②いつくかの質問をさせる。
 ③最後に親子で感想を書かせる。
  

 追伸 
   「親子読書」の文書は、Gmailで朝までに送付します。適当に直して使ってください。
   実は突然のハプニングがあり、明日の午前中年休をいただきたいので、午前中打ち合わ   せはできないので、参考になればどうぞ。

0 件のコメント: