2011年7月25日月曜日

一つの花 まとめ4

【学習活動の感想から】
 今回の活動、とりわけ本の帯づくりに取り組んだ子どもたちの感想をまとめてみると、
①全体として、工夫して取り組めたという感想が多かったと思います。内容だけでなく、色や 文字と絵の配置などにも気を配って書けていたようです。また、半数以上の子どもが印象に 残った場面を帯に書くことができたと書いています。今回はうまくできなかったけれど、次 に書くときにはもっとがんばりたいというような感想を書いている子どももおり、今回の活 動に興味をもって取り組んでいたことがわかります。
②帯を作るという活動をとおして、一つの花という作品の内容がより深くわかったと書いてい る子どもがいた。印象に残った場面を再確認したり、あらすじを書くことをつうじて、話  の内容を再確認したいるすることができたからでしょう。この活動を取り上げてよかったと いうことなのでしょう。
③課題としては、1/3程度の子どもが、帯に印象に残った部分を書けなかったと答えていま す。また、数人ではありますが、あらすじを書くことがむずかしかったと答えています。あ らすじについては、授業中、書き方がわからないと質問してくる子どもが多かったように思 います。あらすじの書き方についての指導が必要であったといえます。「書きなさい」とい われても書 けないということですから、これについて、要約の指導と考えた場合、どの学 年の、どの単元で指導すべきことなのかを明らかにしたいと思います。

【教師の総括】
 授業記録、子どもたちの感想、帯づくりの感想などのデータがそろったら、いよいよ教師の総括、反省やまとめ、課題等をまとめる段階です。ここには、他の人の意見は参考にせず、是非、指導者でまとめていただきたいと思います。それを報告の、あれこれと説明したあとの最後にふれていただけるとすばらしいと思います。また、文章にまとめていただいて、読ませていただきたいです。(こんな風に言うと、試されていると思わせてしまうのが常のようですが、決してそうではありません。それはいつもそうです。授業の話をするときは対等だと思っていますので。読んで、コメントもしませんので。)

【私の総括】
 是非、自分でまとめてくださいと書いているので、今書くのは止めようかな。29日までに はまとめられるだろうと思いますので、それ読んでから、これは書きます。

【今日の本】
「『ぬすみ聞き 運命に耳をすまして』グロリア・ウィーラン:文 ももうちすみこ:訳 光村教育図書:刊」
 奴隷の子どもたちには、一日の仕事が終わった後に、大切な仕事が残っていました。それは「ぬすみ聞き」。だんなさまもおくさんも、肝心なことは、何一つ奴隷に教えてくれないのです。ある夜、新しい大統領にエイブラハム・リンカーンが選ばれたという知らせが届きます。「おれたちも自由になるんだ。よろこびの日がやってくるんだ。」お父さんは叫びます。みんなもう大喜び。「もうぬすみ聞きはしなくていいの?」そう私が聞くと、お父さんは・・?
 帯風に書くと、今感じですかね。

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