2020年4月9日木曜日

与謝野晶子さんの教訓

 第2の人生と言いつつも、新学期が始まらないので、
なかなかピンとこない日々を過ごしています。
 どうしても、コロナウィルアウのことが話題になりま
すが、この間、新聞を読んでいたら、与謝野晶子さんの
ことが書いてありました。1918年のスペイン風邪の
流行時に彼女が発した言葉です。与謝野一家には11人
の子供がいたそうですが、1人が小学校で感染したのを
きっかけに家族全員が次々と感染したそうです。その時
横浜貿易新報』(現・神奈川新聞)の紙上で、政府 の対応
の鈍さに不満を次のように語っていたそうです。
「大呉服店、学校、興行物、 大工場、大展覧会等、多く
の人間の密集する場所の一時 休業を(なぜ)命じなかっ た
のでせうか」
 更に興味深いのは、この引用文献が「強毒性新型イン
フルエンザの脅威」という本で、なんと最近よくテレビ
で拝見する「岡田晴恵さん」でした。たくさん本を出版
しておられたのです。こういった教訓が生かされている
のだろうかと考えてしまいます。
Akiko Yosano younger.jpg
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から


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